スマホを購入した時に一緒に買うものと言えば保護フィルムやスマホケースでしたが、最近はスマホコーティングもおすすめです。スマホコーティングはフィルムやケースにはない効果があったり、耐久性も高いのでコストパフォーマンスに優れているからです。今では携帯ショップでも「スマホコーティングはいかがですか?」とすすめられるほです。

ただし、スマホコーティングにもいくつかの種類があり、それぞれ得られる効果が大きく異なっています。特に、スマホを購入したときに心配な画面割れや傷を防ぐことが目的であれば、ガラスコーティング一択になります。その他の種類では効果が期待できないからです。

そこで今回は、スマホコーティング選びで失敗しないために、コーティングの種類を詳しくご紹介していきます。どれを選べばいいのかわからない、もしくは迷っている方はぜひチェックしておきましょう。

スマホコーティングの種類

スマホコーティングは4種類あります。それぞれ効果や特徴が異なるので詳しく確認しておきましょう。

ガラスコーティング

まず、1つ目はガラスコーティングです。他の3種類と比較して最もおすすめできる種類になります。なぜなら、スマホを購入したときに心配な傷や画面割れに関しては、ガラスコーティング以外の種類には期待できないからです。また、最も耐久性が高いので、コストパフォーマンスにも優れています。

  • 画面割れ、傷を防止する
  • 抗菌・抗ウイルス対策
  • 防汚・指紋低減
  • 指滑りの改善
  • ブルーライトカット
  • アンチグレア
  • 電磁波カット
  • カメラのピンボケ・曇り軽減
  • 傷消し

フッ素・ケイ素

フッ素・ケイ素が原材料となっている種類は、先ほどのガラスコーティングと違い、効果が2、3ヶ月しか続かない製品が多いので、定期的に施工する必要があります。そのため、ランニングコスト高くなります。

  • 汚れ低減(指紋など)、汚れを落としやすくなる
  • 撥水
  • 指滑りの改善

シリコン・樹脂

シリコン・樹脂コーティングの効果はフッ素・ケイ素と同じですが、成分が油なのでコーティングの耐久性がさらに低くなっています。

そのため、価格が安めではありますが、施工する回数が増えて手間が掛かってしまうデメリットがあります。同じ効果で施工回数を減らしたい方はフッ素・ケイ素の方が良いでしょう。

  • 汚れ低減(指紋など)、汚れを落としやすくなる
  • 撥水
  • 指滑りの改善

チタン

チタンコーティングには、二酸化チタンという有機物を分解する物質が含まれているので、抗菌・抗ウイルス効果があります。また、成分がガラスコーティングと同じなので、基本的にはガラスコーティングに抗菌・抗ウイルス効果が備わった物と思って良いでしょう。

ただし、全てのチタンコーティングがガラスコーティングと同じ効果があるとは限りません。そのため、ガラス+チタンコーティングを行いたい方はガラスコーティングの効果もあることを確認してから施工しましょう。

スマホコーティングの種類は「ガラスコーティング」がおすすめ!

これまでにお伝えした様に、スマホコーティングは4種類に分かれていますが、おすすめはガラスコーティングとなります。なぜなら、他の種類と比較しても効果や耐久性に優れコストパフォーマンスが高いからです。

ひいきにしているメーカーがあるなど特別な理由がなければ、ガラスコーティングを選んでいただくのが安心です。

スマホコーティングの施工方法

では、こうしたスマホコーティングはどのように施工すれば良いのでしょうか。その方法は、自分で施工する方法とコーティング専門店舗に依頼する2つがあります。

それぞれ、費用や特徴が変わりますので確認してみましょう。

自分でコーティングする

スマホコーティングは、自分でも簡単に施工することができます。初めての方でも手順通り行えば心配ありません。施工の手順とポイントをご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみましょう。

液体タイプ

液体タイプのコーティングは、スマホの画面に液体を塗り広げるように施工します。説明書に沿って取り組めば難しいことはなく、初心者の方でも安心です。具体的な手順としては、以下の通りです。

  1. スマホのゴミ、汚れを取る
  2. スマホに液体を垂らし、全体に塗り広げる
  3. 10分ほど待ち、クロスなど拭き上げる
  4. 2~3を数回繰り返す

この様に、特に難しい事はありませんが、汚れやゴミを落としきらずに施工してしまうとコーティングが剥がれたり、コーティングが馴染まないことがあるので注意してください。

この方法以外に、水を使用して施工する商品もあります。その場合、スマホが濡れるため、防水機能が無いスマホや防水機能が劣化しているスマホに施工すると、内部に水が入ってしまい故障の原因となる可能性があります。そのため、マスキングなどをして水の浸入を防ぐ必要があります。

また、費用は1,500~2,500円程度ですので、保護フィルムやスマホケースと比較しても高いものではありません。

スプレータイプ

スプレータイプは、クロスなどにスプレーを吹き付け、スマホに塗り込む施工方法です。施工手順は次のようになります。

  1. スマホのゴミ、汚れを落とす
  2. スプレーをクロスに吹き付け、スマホに塗り広げる
  3. 乾燥を待ち、クロスなどで拭き上げる
  4. 2~3を繰り返す

基本的には液体タイプと変わりませんが、燥時間が短いので、クロスとコーティング材があればどこでも施工ができたり、液体を直接つけることがないので、故障の可能性が低いメリットがあります。ただし、費用面では液体タイプよりも高くなり、2,000~3,500円が目安となります。

店舗に依頼する

やはり自分でコーティングするのが不安だという方は、店舗に依頼することもできます。

ただし、画面のみの施工で3,500~5,000円、スマホ全体を施工すると5,000~6,500円の費用がかかるため、自分で施工した場合と比較すると高額になりす。また、ブルーライトカットや抗菌などの効果を追加すると更に価格が上がります。

やはり費用を抑えたいという方は、DIYで挑戦してみまよう。先ほどもお伝えした通り、手順に沿って施工すれば難しいものではないため安心してください。

スマホコーティングの施工は簡単!

今回は、スマホコーティングの種類をご紹介してきました。その中でもおすすめなのがガラスコーティングです。他の種類と比較しても効果に優れ、耐久性も高いので一度施工すれば塗り直したりすることもありません。

特に、スマホの画面割れや傷を防ぎたいと考えている方には、ガラスコーティング一択になります。その他の種類では効果が期待できません。

また、これからコーティングするなら、ぜひDIYにチャレンジしてみてください。ショップに依頼する場合と比べて3分の1程度の費用で済ませることができますし、初心者の方でも簡単に施工できます。